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【SS続報】豪紙が世論調査を実施 今回の衝突で責任があるのは日本側かシー・シェパード側か ニュース記事に関連したブログ

2010/01/08 13:00

 

 南極海の衝突は、日本とオーストラリア、そしてニュージーランドの間に、緊張関係を作り出しています。

 

 鯨を「大量虐殺」するオーナーの日本と、反捕鯨国のオーストラリア、ニュージーランドのオセアニアの間に、楔を入れ、自らの存在感を高めるー。

 

 これこそが、稀代の戦略家、ポール・ワトソン船長の作戦なのです。実力行使による結果、団体の影響力が高まれば、PR効果も絶大だし、日本をダシにして製作するドキュメンタリーDVDの売り上げも増えます。

 

 危険な妨害活動を行い、シー・シェパード側に被害が出れば、すべて責任を日本側におしつける。南極海は、第三者が容易に近づけない海です。ですから、衝突が起こっても、当事者以外誰も、事実関係を検証できない。

 

 ですから、当事者の主張にうそや、誇大妄想的な発言があっても、「言ったもん勝ち」という事情があります。

 

(財)日本鯨類研究所提供 2年前の写真 ワトソン船長はパフォーマンスを行って、この後、日本側の海上保安官から銃で狙撃されたと主張。しかし、胸のバッジに弾があたり助かったと言っています。

 

 オーストラリア、ニュージーランドでは、反捕鯨の立場から、自ら生命の危険を顧みず、捕鯨中止のためのからだをはっているシー・シェパードのメンバーを一部で、英雄視しています。

 

http://media.nzherald.co.nz/webcontent/image/jpg/sea_shepherd.jpg

 

 この写真は、ニュージーランドの有力紙で掲載された写真です。写真のポーズをみると、現地で彼らがどのように捉えられているかわかるでしょう。

 

 脱線しましたが、ポール・ワトソン船長は、日本の捕鯨をやめさせるために行動に出るプレーヤー、そして、応援団やスポンサーを増やそうとしています。

 

 だから、誇張表現で狼のようにほえまくり、日本を挑発し、反捕鯨国の国民にも、「もっと怒れ」と煽り立てるのです。

 

 今回も、一方的に主張しています。そして、検証もせず、現地のメディアはワトソン船長の言葉に信を置き、そのまま掲載しています。

 

「第二昭南丸は急激にターンしてきて、猛スピードでやってきた。クルーがいるアディ・ギル号のコックピットをねらったんだ。幸運なことに、クルーたちは船尾にいた」

 

「彼らは、アディ・ギル号を沈めようとした。われわれは救難信号をだしたんだ。でも、日本側はそれを拒否した。ヒットアンドランだったんだよ」

 

 まゆつばてきな発言です。なぜ、「日本の保安官に銃で狙撃された」などと虚言を弄するワトソン船長の言動を信用するのか? 理解に苦しみます。

 

 まず、日本側が公表した写真や動画を見てみても、日本側がコックピットを狙って、衝突し、船を沈めようとしたことはありえない。そして、アディ・ギル号のクルーが第三の抗議船、ボブ・ボーカー号に救出されるときも、日本船はその様子をすぐそばで見守っており、ヒットアンドランなどはしていない。

 

http://news.yahoo.com/nphotos/slideshow/photo//100107/ids_photos_wl/r2365275750.jpg/

 

 

 さらに、ワトソン船長はこのようにも述べています。

 

「日本はしたいように、したい場所でなんでもするんだ。彼らは、国際法を犯して、くじらを殺している。もし、仮に彼らが私たちを傷つけたり、殺害したりしても、日本政府はそれを正当化し、船員たちの行動を守るだろう」

 

 そして、オーストラリア政府に、捕鯨船の航行をストップさせるために、海軍を出動せよ、と要求しているのです。

 

 では、実際、この出来事について、オーストラリア国民がどう思っているのか?

 

 豪紙オーストラリアンが公式ウェブで、緊急アンケート調査を行っています。

 

【アンケートはページの中段左にあります】

http://www.theaustralian.com.au/news/nation/canberra-urged-to-protect-japanese-whalers/story-e6frg6nf-1225817155065

 

 What do you think is to blame for the collision between a japanese whaling ship and Sea Shepherd protest boat ?

 

1 Whalers

2 Protesters

 

 あなたは、今回の衝突で、日本の捕鯨船とシー・シェパード側にどちらに責任があると思いますか?

 

 現地発の報道をみれば、オーストラリア国民は、シー・シェパードに肩入れする人がほとんどだとおもうかもしれませんが、この調査では、まったく逆の結果が出ています。

 

 1月8日正午現在で、投票総数5556

 

1 47.98% (投票数2666)

2 52.02% (投票数2890)

 

 つまり、シー・シェパードのほうが悪いと答えている人のほうが多いのです。

 

 ラッド政権は、野党や環境保護団体から突き上げをくらい、侃々諤々の論争が起きているようです。まさしく、ワトソン船長の作戦通り、ことが運んでいると言えましょう。

 

 ワトソンはまた、次の作戦を練ってくるはずです。

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コメント(7)

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2010/01/08 13:10

Commented by nihonhanihon さん

>そして、オーストラリア政府に、捕鯨船の航行をストップさせるために、海軍を出動せよ、と要求しているのです。

>ラッド政権は、野党や環境保護団体から突き上げをくらい、侃々諤々の論争が起きているようです。まさしく、ワトソン船長の作戦通り、ことが運んでいるのです。

日本の船舶に豪軍が出動するシナリオに進んでいるということでしょうか?
泣き寝入りせよと強制しているわけですか。
やっぱり米軍は日和見などせずに我が国に協力するべきでしょう。
佐々木さんはニュージーランドを・・・とおっしゃいましたが本格的にオーストラリア海軍がテロリスト側につくのであればアメリカ政府はイランリビアと同様の対応をオーストラリア政府に対しても行うべきと考えます。
テロ支援国なのですから。
日本政府はオセアニア両国との国交断絶でもいいでしょう。
(断絶しても民間人同士の移動は保障可能です。日台間のように。)

 
 

2010/01/08 13:20

Commented by 佐々木正明 さん

To nihonhanihonさん

 こんにちは。ご意見をありがとうございます。
 私は、オセアニアの人たちは、愛すべき国民だと思ったりもします。彼らは日本を、そして、日本文化や日本食も好きだし、双方の国民が観光に訪れたりもします。
 
 おそらく両国間で唯一ともいえる懸案が、捕鯨をめぐる問題なのです。ほかには外交的にも、経済的にも大きな摩擦がありませんから。
 シー・シェパードはこの良好な関係を切り裂くことが目的なんです。険悪な関係になったら、まさに彼らの思うつぼ。もし、そんなことになったら、ワトソンはさらにあおりたて、日本悪玉論を展開して、国際的な孤立状況に追い込むことでしょう。

 私は「海軍を出せ」とワトソンがいっても、それに耳を貸す政治家など一握りだとも思いますよ。

 
 

2010/01/08 13:45

Commented by nihonhanihon さん

To 佐々木正明さん

> 私は「海軍を出せ」とワトソンがいっても、それに耳を貸す政治家など一握りだとも思いますよ。

そうですか・・・トラックバックをつけてしまいました。
実は、数年、いや10年ぐらい前でしたか、うちの会社の受付担当がオーストラリア人に侮辱的な発言をされまして、「白豪主義って根強いのだなあ」と思い知らされたのが、すごく印象に残っていまして・・・。

うーん・・・。

 
 

2010/01/08 14:42

Commented by nihonhanihon さん

もちろん、私もオセアニアのもので好きなものはたくさんありますし、そういう意味では毛嫌いはしていないつもりです。
ですが「白豪主義者」には愛想が尽きています。

 
 

2010/01/08 15:40

Commented by toto さん

To 佐々木正明さん

こんにちは。いつも拝読させていただいております。

AFPのニュースにシー・シェパードを支援するエンタメ界の大物たちが紹介されていました。
http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2680528/5138181

オーストラリア、ニュージーランドとの交渉も大切ですけど、その資金源とコンタクトを取り、日本側の立場を説明するような方法はないのでしょうか…。

 
 

2010/01/08 19:40

Commented by nahayuki さん

こんばんは。
捕鯨バッシングは、ベトナム戦争がきっかけというのは一部ネットユーザーでは浸透しているようなのですが、産経新聞で記事にした事はあるのでしょうか?
ベトナム戦争と日本叩きの関係が、世界ではどの程度知られているのか、気になります。

 
 

2010/01/13 08:52

Commented by fluffybunny さん

>nahayukiさん

捕鯨バッシングがベトナム戦争がきっかけというのは、一部の日本人による単なる憶測であり、それを裏付ける証拠は一切ありませんよ。産経新聞がそんな証拠も何もない国家陰謀論を記事にしたりしたら、世界に恥をさらすだけでしょう。

”日本のとりわけ水産関係者の間ではストックホルム会議でのクジラ問題の提起がベトナム戦争を会議のアジェンダとして討議させないためのカムフラージュであった、あるいは大統領選挙を控えベトナム問題で苦境に立たされていたニクソン大統領が政治的危機を脱するために捕鯨問題を持ち出したという推論が存在している。この説を一般に広く広めたのは、梅崎義人氏の著作である(梅崎義人『クジラと陰謀』ABC出版、1986年;梅崎義人『動物保護運動の虚像』成山堂、2000年)。但し梅崎氏自ら国立公文書館所蔵の米国国務省関連機密文書のチェックをされているが、この説を裏付ける資料は紹介されていない(梅崎義人「米、強引に多数派工作;『捕鯨』報道を時系列で見る(1)」『新聞通信調査会報』第494号(2003年)、4・6頁)。無論ベトナム戦争カムフラージュ論が「定説となっている」との記述(森下丈二『なぜクジラは座礁するのか』河出書房新社、2002年、159-165頁)を支持することは全く不可能である。ともあれ、なぜこのような言説が日本国内で膾灸するに至ったかという点は極めて興味深い問題であり、検討を必要とする課題であろう。
(真田康弘「米国捕鯨政策の転換:国際捕鯨委員会での規制状況及び米国内における鯨類等保護政策の展開を絡めて」註67)”
http://www.research.kobe-u.ac.jp/gsics-publication/jics/sanada_14-3.pdf

 
 
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2010/01/10 02:02

日本にとって国際捕鯨取締条約8条は人の命より重いのか/マスコミが伝えようとしない調査捕鯨の「負の側面 [クジラ・クリッピング]

 

◇捕鯨ニッポンにとってICRW8条は人の命より重いのか 【NZ外相:日本政府にも調査求める方針-捕鯨船と抗議船の衝突】(1/8,ブルームバーグ) http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&amp;amp;sid=…

 

2010/01/08 13:40

オセアニア2国はテロ支援国ではないのか? [nihonの雑記帳(仮題)]

 

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/343680/ 本当は私は、オーストラリアやニュージーランドに対して、このようなことをいうのは不本意だ。 さまざまな交流を通じて、少なくとも、旧共産圏の国々より…